初めてこのブログに来られた方は、以下の基本情報を先に読む事をオススメします。
用語・リンク・LINEの機能など、このブログの記事を読む上での前提知識をまとめてあります。
本記事の立ち位置
以下の記事の一部について深掘りした内容となっています。
参照(内部)「人手不足解消LINEの自力構築デメリット3選|外注編①」←直接「学習段階」の箇所に飛べます
そのため元の記事(外注編①)と同じく「LINEを自力構築するデメリット」について解説します。
今回はその中でも「学習段階のデメリット」にフォーカスした内容です。
外注編①をベースにした記述が多いので(読んでいない方は)先にそちらを読んでおく事をオススメします。
用語についての補足
この記事で使う用語について補足しておきます(いずれも外注編①で言及済み)。
①人手不足解消LINE:このブログで紹介している(人手不足解消のための)LINE
②自力構築:その会社の従業員が(構築スキルを習得した上で)LINEを構築する事
③構築スキル:LINE構築に必要なスキル全般(LINE公式の操作以外も含む)
なおこの先の「LINE」という表記は特に注意書きがない限り「(このブログで紹介している)人手不足解消LINE」を指すものとお考え下さい。
【初めに】LINEの自力構築は「学習段階で詰んでいる」
「外注編①」では以下の3つの「自力構築のデメリットが大きく失敗しやすい理由」を述べました。
①肉体的にも精神的にも担当者(従業員さん)の負担が大き過ぎる
②社内の人間関係に縛られて計画が頓挫する可能性が高い
③コストが増加しやすいので割高になりやすい
参照(内部)「人手不足解消LINEの自力構築デメリット3選|外注編①」
しかし実はこれら3つ以上に自力構築が失敗しやすい根本的な原因があります。
それは「構築スキルの学習段階で既につまずきやすい」という事です。
「外注編①」についての重要な補足
実はこれら3つの理由は全て「従業員さんが構築スキルをキチンと身に付けられた」と言う前提に立っています。
つまり十分な構築スキルを身に付けてもこれだけのデメリットがあるという事です。
そして実際には従業員さんの多くが構築スキルの学習段階でつまずく結果になるでしょう。
要はLINEの自力構築は必要なスキルを習得できてもできなくても、結局失敗する可能性が非常に高いという事です。
ハッキリ言ってLINEの自力構築は「学習段階でもう詰んでいる」と私は考えています。
☆本編に行く前の注意点
当然ながら私は(自身が構築者なので)LINE構築の学習自体には肯定的です。
あくまで「自社に導入するLINEを構築させるためだけに」従業員さんに学習させる選択に対して反対しているに過ぎません。
また自力構築に反対しているのも「(このブログで紹介している)人手不足解消LINE」だけです。
全てのLINE構築について「自力構築及びそのための学習に反対!」と言っているワケではないのでご了承下さい。
本編の流れ
それでは本編に進んでいきます。
外注編①と同じく「自力構築するための学習が無意味な理由」を順番に紹介するというシンプルな構成です。
もちろんこれらのデメリットはプロの構築者に外注すれば生じません。
構築スキルを習得できる可能性が低いから|無意味な理由①
まずLINEを自力構築するために従業員さんに構築スキルを習得させようとしても基本的に上手く行きません。
貴重な時間を浪費して結局何も身に付けられずに終わる可能性が高いです。
LINE構築には総合的なスキルが必要
そう言える根拠の一つが構築スキル習得の難易度です。
記事の最初にある用語説明でも述べましたが、構築スキルというのは「LINE構築に必要なスキル全般」を指します。
つまりLINE公式やLステップを操作できるだけでは不十分と言うワケです。
「LINEの設計」はもちろん基礎的な「ライティング」や「デザイン」のスキルも欠かせません。
これらのスキルを駆使してLINEを構築した上で、その会社の人手不足を解消して行く必要があります。
少なくとも一朝一夕で身に付けられるモノではないでしょう。
体系的な学習が必須
また十分な構築スキルを身に付けるには「体系的な学習」が必要です。
そのため断片的な知識ばかり集めても学習効果は期待できません。
今は(YouTubeなど)無料でLINE構築を学べる環境が整っていますが、それだけで十分な構築スキルを得られるほど甘くはないです。
(Udemyなどのお手頃価格の有料教材でも不十分と思われます)
体系的な学習がしたいなら「それなりの価格の有料スクール」などを利用すべきでしょう。
無料学習で構築された(とおぼしき)LINE
余談ですが「初心者が無料学習で作ったであろうLINE」はかなり多いと感じています。
たまに個人商店などでそのようなLINEを登録する事があります。
いずれも「LINE公式をただ設定しただけ」の非常にお粗末なモノばかりでした。
(正直言って基本的な機能すら扱えていない「無用の長物」)
このように初心者が体系的な学習をせずにLINE構築をしても全く結果は出せません。
人手不足の会社には余裕がない
もちろん腰を据えてしっかりと学習すれば比較的短期間で習得できるかもしれません。
(プログラミングと比べれば難易度はかなり低め)
しかしそうなると今度は従業員さんに学習させるための時間のねん出が大変です。
人手不足で苦しむ会社では通常業務の時間内に学習をさせる余裕はないでしょう。
残業時間に学習させるのは(ただでさえ疲れている)従業員さんが更に疲弊するのでオススメできません。
(もちろん業務時間外の学習は論外なのでやめて下さい)
この章のまとめ
構築スキルを習得するには時間が掛かります。
しかし人手不足で苦しむ会社には時間的に余裕がないため、従業員さんの学習時間の確保がまず困難と思われます。
十分な構築スキルを習得する前に挫折してしまう可能性が非常に高いです。
構築スキルの習得自体が割に合わないから|無意味な理由②
前章で私は「それなりの価格の有料スクールなら体系的な学習が可能」と申し上げました。
実はこういったスクールで学習すれば比較的短期間でも構築スキルを習得する事ができます。
しかし従業員さんをこういった有料スクールで学ばせる事は全く割に合いません。
有料スクールについての解説
本題に入る前に「有料スクール」について簡単に説明しておきます。
世の中にはLINE構築を学べる高額な「有料スクール」がいくつか存在します。
最も有名なのは中村誠(なかむらまこと)氏主宰の「ワンダフルステップ」だと思われます。
基本的にいずれもオンラインスクールなので実際の通学などは不要です。
ちなみに私もこの「ワンダフルステップ」でLINE構築を学びました。
非常に有益でしたし入って良かったと思っています。
優良なスクールに入って頑張れば、人手不足解消LINEの構築もできるようになるハズです。
☆有料スクールは「プロの構築者になる」ためのモノ!
しかし自力構築のためにこういった有料スクールに入学するのは全く合理的ではありません。
なぜならこれらのスクールは「プロの構築者を育成するため」のモノだからです。
つまり「クライアントから依頼を受けて多くのLINEを構築する」事が前提になります。
自分のいる会社のLINEを構築するためだけに入学する類のモノではありません。
自力構築では投資額の回収ができない!
有料スクールには数十万円する高額なモノもあります。
しかし十分な構築スキルを身に付けられれば、構築者として多くの依頼を受けられます。
これにより投資額(スクールへの課金額)に見合った「リターン」が得られます。
一方自力構築のための投資にはそういったリターンは一切期待できません。
その会社のLINEしか構築しないという前提だからです。
これでは投資額の回収が一切見込めないでしょう。
努力に対するリターンも少な過ぎる
そもそもどんなに優れたスクールであっても、入学するだけで構築スキルが身に付くハズがありません。
十分に時間を掛けて正しい努力しなければ何も得られないでしょう。
自力構築をする場合は「有料スクールへの課金」に加えて「従業員さんの努力(+時間)」という投資も必要不可欠です。
しかしこれだけの投資をして得られるのは「その会社で導入するLINE」だけになります。
これではあまりに非合理的で全く割に合いません。
どのルートに進んでも大損
しかもこれは(従業員さんが)キチンと構築スキルを習得してLINE構築に成功したと仮定したケースです。
有料スクールに入っても構築スキルが身に付けられない事は十分あり得ます。
そもそも自力構築する事自体に大きなデメリットが3つもあります。
参照(内部)「人手不足解消LINEの自力構築デメリット3選|外注編①」
結局自力構築のための学習はどのルートに進もうが大損する事が決まっているというワケです。
この章のまとめ
自力構築では必要なスキルが習得できたとしても得られるモノが何もありません。
費やしたお金・時間・努力に見合うリターンが全く返って来ないからです。
その会社のLINEを構築するためだけに多くの投資をするなどナンセンスとしか言いようがありません。
これではどんな結果になろうと大損してしまいます。
まとめ&補足
人手不足解消LINEの自力構築は学習開始の時点で既にデメリットだらけです。
①構築スキルの習得は上手く行く可能性が非常に低い
②仮に上手く行ってもお金・時間・労力を考えれば全く割に合わない
自力構築の学習は(成功・失敗の)どちらに転んでも損しかありません。
つまり構築段階に行く前の「学習段階で既に詰んでいる」というワケです。
プロの構築者に依頼すればこういったデメリットはもちろん一切発生しません。
近年は構築者の人数も増えて来ているので探すのは決して難しくないハズです。
お金・時間・労力とどれを取ってもプロの構築者に依頼する方が合理的と言えます。
(スキル面でも経験をしっかり積んでいる構築者の方が上)
人手不足解消LINEの構築は必ずプロに依頼するようにしましょう。
【補足】無料学習でも「給料」という名のコストは発生
理由①で「無料学習」というワードが出て来ましたが、あくまで無料なのは学習に掛かるコストの話です。
従業員さんの時間を割いて学習させる以上「給料」という名のコストがしっかり発生します。
学習時間が長くなればその分コストも膨れ上がる事になります。
こういった点でも自力構築はコストパフォーマンス的に最悪と言わざるを得ません。
(外注なら負担するのは構築者への報酬のみ)
これで自力構築の学習デメリットに関する説明を終わります。
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